東京税理士会豊島支部、情報リテラシー研修

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

先日、東京税理士会豊島支部による、

情報リテラシー研修を受けてきました。

税務の勉強ではないですが、

かなり勉強になりました。

 

トークアプリが成績を落とす

その中で、高校生を対象とした実験で、

トークアプリを使用する時間と

成績が反比例することがわかりました。

トークアプリというのは、

あの有名なアプリのことでしょう。

これはトークアプリを使用する時間が

多くなると、勉強時間が少なくなる。

それによって成績が落ちる。

という単純なものではないのです。

 

騒がしい脳になる

先程の実験は例えば

一日の勉強時間が3時間という

生徒同士で統計を取った場合、

トークアプリ使用時間が

多くなれば多くなるほど、

成績が落ちるという結果でした。

1、勉強時間が3時間で他はテレビやゲーム

2、勉強時間が3時間で他はスマホでトークアプリ

の場合、1の方が同じ勉強時間でも

成績が高くなるのです。

これはトークアプリを使用することにより、

騒がしい脳になってしまうとのこと。

騒がしい脳とは、

勉強していても、

返信音が来ると集中が途切れる、

さっき送った内容の返事が気になる、

早めに既読にしないと失礼 etc.

本来なら勉強に費やすべき脳が、

他の内容にも使用されてしまい、

有効に活用できない状態に。

勉強に集中してフル回転すれば、

簡単に記憶できるものが、

阻害されてしまうそうです。

 

税理士試験受験者にも同じこと

私は受験生の時は、

携帯からスマホに移行する時代でした。

そのため、それなりにトークアプリを

使ってはいましたが、

勉強中はマナーモードにしており、

スマホは全く無視。

勉強後には自分の自由な時間を

設けていてので、

早く勉強を終わらせて、

遊びたいという欲求が、

スマホの欲求を上回ります。

そんな遊びたい欲求を持ちながらも、

メリハリをつけていたため、

騒がしい脳にはなっていなかったのですね。

 

女性の方がスマホ依存になりやすい

スマホ依存と聞くと、

引きこもり気味な人がなっている

イメージがありましたが、

女性の主婦が一番なりやすいとか。

理由としては、

人間には誰しも

他人から認められたい欲求があります。

男性の場合は仕事をしていれば、

他人から認められる機会があるため、

そのような欲求を満たすことが可能ですが、

家庭を守る主婦の場合、

他人から認められることは少ないので、

スマホに依存するようになるそうです。

外部との繋がりを持ちたくなるのですね。

 

まとめ

今回のような税務以外の研修は、

意外に勉強になることが多いです。

今回の騒がしい脳については、

受験生ならば自分がそうならないように

注意しなければなりませんし、

自分が親の立場なら、

子どもをそうならないように

教育しなければなりません。

情報は便利なだけでなく、

様々な危険を内部的にも外部的にも

沢山有していることを再認識した、

非常に有意義な研修でした。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。