税理士試験における理論暗記は書かずに覚える

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

本日は理論暗記の話。

理論暗記については、

必ず覚えられる方法があり、

セミナー等でもお話させて

頂くことが何度かあったのですが、

そちらの詳細については

そのうちブログに書かせて頂きますね。

 

書いて覚えると時間がかかる

私は理論暗記について、

一切書いて覚えませんでした。

頭の中で読んで覚える派。

理由は書く時間が無駄だからです。

書かなくてもしっかり覚えられますし、

記憶にもちゃんと定着します。

書くのは本当に時間がかかりますからね!

読むのと書くのでは

5倍くらい時間が

違うのではないでしょうか。

 

書く練習もしない

確かに本番は理論を書くことになるので、

書く練習をした方が

スピードアップも兼ねた

練習になるような気はしますが、

あえて書く練習の時間を設けて、

練習したことはなかったです。

結局理論は資格学校の

毎週のテストで書くので、

それが本番に向けた書く練習です。

とにかく時間を有効に使いたいので、

そのようにしておりました。

 

書くと腱鞘炎になる

理論を書く練習をすると、

どれくらいするかにもよりますが、

腱鞘炎になります。

結構なる人多いようですよ。

講師の方もならないように

注意するよう促していた記憶があります。

腱鞘炎になったらそれこそ、

試験に支障が出てしまいますよね。

また、試験どころか、

日常生活や仕事にも

支障が出てしまいますので、

腱鞘炎には要注意かと思います。

 

アウトプットの練習では書く

毎週のテストを

書く練習にしていると述べましたが、

自宅学習での答練の解き直しの際には、

毎回ではありませんが、

書くこともありました。

理論のインプットや

忘れないようにするために、

書くことについては、

効率が悪いのでについては、

やりませんが、

理論問題を復習する際に、

全てを頭の中でやってしまうと、

一度解いた経験がある問題のため、

わかった気になってしまっている

ということに陥っていることも

想定されます。

またアウトプットで書くくらいであれば、

ほんの数十分ですので、

たいしたタイムロスには

なりませんからね。

 

まとめ

理論を書いて覚えることは

デメリットの方が大きいと思います。

私のように頭の中で読んで覚えるか、

声に出して読んで覚える

というような覚え方の方が、

効率的だと個人的には強く思います。

わりと一番最初の理論暗記は

財務諸表論という方は多いと思います。

財務諸表論は税法理論と比べると、

覚えるボリュームが圧倒的に少なく、

内容的にも覚えやすいところが多いので、

これから始まる税法理論地獄の入口として、

書かずに覚える方法を、

財務諸表論で定着してもらえたら、

ボリュームの多い税法の理論にも、

すんなり対応できるように

なると思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。