国からのお仕事はコンプライアンスが厳しい

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

最近はコンプライアンスという言葉も

一般的になってきました。

連日テレビのニュースにも報道されていますね。

 

国からのお仕事

とある募集をしていたので、

応募したら受かりました。

簡単に言うと、

経営が厳しい会社の事業再生や、

財政的に厳しい町の地方再生への

アドバイザー的な仕事です。

税理士という国家資格と、

MBAの経験が活かせる仕事だと思い、

応募しました。

年に数件のようなので、

本業には影響なさそうです。

ブログにもいくつか書いておりますが、

こういった公的な仕事はちょいちょい

やっております。

非常にやり甲斐があり、

元地方公務員としては、

本当に楽しい仕事です。

 

公的な仕事にはコンプライアンスが・・・

先日、そちらの初任者研修に参加。

組織の成り立ちから、仕事の仕方、

報酬体系等、色々教わりました。

その中でも多くの時間を費やしての

研修だったのがコンプライアンスです。

大きな会社であればあるほど、

こういったコンプライアンス研修は

時間を取ってみっちりすると思います。

これが公務員となると、尚更そのような

傾向が強いです。

私は公務員という立場ではないですが、

報酬を国から貰い、また

公務員と一緒に仕事をすることが多いため、

コンプライアンス研修はみっちりでした。

 

顧問契約をお願いされたら

例えば、ある会社の再生のお手伝いをし、

数回社長と会ううちに気心も知れ、

仲良くなることもあるでしょう。

アドバイザーという立場だとしても、

私の本業は税理士です。

現在契約している税理士に不満があったら

「これからは先生にお願いしようかな。」

かなり自然な流れかと思います。

しかし・・・、これはアウト!

本業に繋げるため、税金を使って

活動をしたとみなされるそうです。

普通にありそうな話なので、

本当に気をつけないとなりません。

 

ご飯をご馳走になる

税理士という仕事柄、

お客さんと食事をすることもあります。

一緒にランチをしたり、

時にはお酒を飲むこともあります。

そういった際には、

ちゃんとお金を払おうとしても、

お客さんから拒否されてしまい、

ご馳走になることが多いのが正直なところ。

しかし・・・、これはアウト!

税理士という立場なら全く問題ないですが、

国のお仕事として関わった場合には

接待は絶対にダメとのことです。

接待と聞くと高い料亭のようなイメージを

持ちますが、一般的な居酒屋でも考え方は同じ。

どうしても断れず、

そういったことがあった場合には、

必ず割り勘にすることが必要とのこと。

そこまでくると、

しっかり割り勘の領収証をもらって、

エビデンスを残しておく方が無難でしょうね。

 

情報漏洩

一番問題になるのは、ここ。

情報漏洩ですね。

ケースとして多いのは、

メールの送信間違いのようです。

BCCで送るべき内容をCCで送ってしまい、

メールアドレスが共有されてしまったり、

添付ファイルのミスにより、

他社の情報を送ってしまったり。

必ず年に数件はあるそうです。

こちらは税理士という仕事柄、

普段から気をつけておりますので、

そのようなことは今までないですが、

より一層気をつけたいなと思いました。

 

まとめ

本日は、国のお仕事について話題にしました。

税理士となると、本業以外にも

色々な仕事があるものだなと思います。

できる範囲で、

色々な仕事にチャレンジしたいなと

普段から心がけております。

しかしこういったお仕事は

コンプライアンスが非常に厳しいため、

本業同様、最新の注意を払って

仕事に従事したいと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。