税理士会からの依頼業務「確定申告確認会」

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

税理士になると、

自分のクライアントの仕事のみならず、

税理士会から様々な仕事が舞い込みます。

今回は私が今まで従事した仕事の中から、

一番メジャーな確定申告確認会を取り上げます。

 

所属する支部によって違う

私が以前所属していた、

関東信越税理士会では、

2〜3月の時期は少なくとも一回

確定申告の時期に、

指定された会場に行き、

納税者の方が作成した確定申告書を

その場でチェックし受領する、

という業務があります。

しかし、今年から東京税理士会に移り、

当然あるのかと思っていたら、

3年に1回ほど回ってきて、

その時だけ従事する方式のようです。

やり方としては、

その会場に複数の税理士がおり、

自分のブースが設けられるので、

そこで対応する形です。

 

意外に楽しい

税理士という仕事柄、

BtoC事業ではないため、

不特定多数の方に会うことはなかなか

ありません。

そのため、代わる代わる様々な人に会い、

話す機会はあまりないので、

結構楽しいです。

公民館などが会場の際は、高齢者の方が多く、

感謝の言葉を沢山頂けるので、

非常にやりがいがある仕事でした。

元々が地方公務員なので、

性に合っているのでしょうか(笑)。

 

でも大変!

午前中だけとか午後だけなら頑張れますが、

丸一日の従事は結構キツイです。

会場によっては長蛇の列・・・。

やっと一人終わっても間髪入れず、

次の方が座ってくるので、

休む間も無く対応しなければなりません。

「これ終わるのかな・・・?」

と感じる年もありました。

お昼休憩もまともに取れない年もあり、

税理士さんから

苦情があった会場もありましたね。

次の年から改善されてました。

 

運が悪いと難しい案件が・・・

基本的に税理士にとって難しい案件や

時間を要するものについては、

直接税務署に行ってもらうシステムです。

しかし!ごく稀に非常に難解なケースが。

私が以前経験したのは、

非上場株が絡んだ非常に厄介な案件。

しかも終了間際に来た方。

みんな終わって帰ってるのに、

居残りで対応してました(泣)。

一番ありがたいのは

年金のみの高齢者の方ですかね(笑)。

 

離席が多い税理士さん

不自然に離席する税理士さんが

中にはいらっしゃいます(笑)。

長年の勘で

「次の人はなんとなく重そうな案件だ」

と思ったら一瞬離席して

順番を調整する技でしょうか。

なかなかの手練れですな。

 

報酬も貰えます

一応仕事なのでお金も貰えます。

ボランティア金額ですけども(笑)。

一日潰れるので給料制でない開業税理士の場合、

キツイところですね。

とは言っても、

本業と税理士会の業務を天秤にかけて、

確かに本業をした方が効率的なことは

わかりますが、

全くその業務に従事しないというのも

良くないですね。

これも税理士の仕事と思って、

たまには従事すべきでしょう。

 

まとめ

税理士会の業務の一つである、

確定申告確認会については、

直接納税者の方々と対面し、

丸一日相当な人数を相手にするので、

結構大変な業務です。

とは言ってもやり甲斐もあり、

楽しい一面もあるので、

税理士の活動として、

今後も関わっていければと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。