東京税理士会の電話相談業務

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

先日、税理士会のお仕事で、

電話相談センター業務に携わりました。

守秘義務があるので、

詳しいことは書けませんが、

初めての仕事で、結構大変でした。

 

税務署内でのお仕事

税務署に行くことはたまにありますが、

税務署内で仕事をすることは初めて。

とある税務署に8:30に行きました。

開くのが8:30だったのですが、

玄関前は並んでましたので、

私も一般の方々と一緒に並びました。

本格的な確定申告シーズンになってきたら、

相当並ぶんでしょうね。

仕事は17:15まで。丸一日の業務です。

 

電話相談センター

インターネットで税務署を検索して、

その電話番号にかけると、

電話相談センターに繋がります。

電話した方は、

税務署にかけていると思っているので、

「なぜ税務署じゃないのか?」

と言われることもありますね。

 

電話ひっきりなし

私が従事した日は、

本格的な確定申告シーズン前だったので、

そこまで電話はないのでは?

と思って業務につきました。

その考えは甘かったです(泣)。

びっくりするくらいひっきりなしでした。

東京だけでなく、埼玉、神奈川、千葉

からの納税者さんからも繋がります。

一つの案件が終わったらすぐ次の電話。

税務署以外にもこういった仕事は

世間にはありますが、

このようなコールセンター業務って、

絶対大変だなと思いました。

 

まさかの65件・・・

始まる前は

「20〜30件くらいかなー。」

なんて思ってましたが、

終わってみたら65件・・・。

長くなってしまい、

20分くらいの案件が数件あったので、

それがなければ、70件は余裕でいきますね。

あまりに大変すぎて、途中からは

「どこまで記録伸ばせるか!?」

的なことを一人でやってました(笑)。

 

キツイ言葉ももらいます

納税者の簡易的な質問に答えるのが主旨です。

ただ、色々な電話があり、

電話口にはキツイ口調の方もいらっしゃいますね。

中には税理士費用を浮かせたいのか、

またわざわざ税務署に聞きに行くのが面倒なのか、

調べないとわからないような質問もきます。

中には最高裁まで争うような判例で、

即答できないことも当然あります。

その際に

「少々お時間を頂いてもよろしいでしょうか?」

と言ったら、

「税理士さんですよね?」

こんなこともわからないのか的な言葉も頂きました(笑)。

税理士なら何でも知っていると

思われているのでしょう。

もっと勉強しないと・・・。

 

公的な仕事も税理士業務の一つ

こういった税務署の仕事のような公的仕事は、

納税者に対するサービスの一環です。

ちゃんと税理士の使命として掲げられて

いますしね。

こういったことを一切ノータッチという

税理士さんが結構いるのも事実です。

正直、自分の仕事をした方が

単価は高いですし、

誰かがやればいいや、

的な考えはあるでしょう。

積極的にやった方がいいとまでは思いませんが、

年に数回は携わるべきかなとは思いますね。

 

感謝の言葉も結構頂ける

私は元々地方公務員だったので、

公共サービスをすると気持ちいい!

相談によって疑問が解消した方に

「本当に助かりました。」

と言われると、疲れも吹き飛びます。

間違いなく、

私の中での一年で大変な仕事ランキング

上位にくるお仕事ですが、

世のため人の為、これからも頑張ります。

 

まとめ

今回は先日従事した

電話相談センターの業務について、

ご紹介しました。

実は税理士会の方から直接電話があり、

業務人員が足りてない日があるので、

何日か増やしてくれないかと言われ、

結構な日数を従事することに・・・。

若手開業税理士は暇だと思われて

いるんでしょうかね(笑)。

頼まれると断れないタイプなので、

引き受けました。

ただでさえ忙しいこの時期ではありますが、

公共サービスも税理士のお仕事。

頑張って乗り切りたいと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。