税理士試験における、普段の答練の目標点は?

皆さまこんにちは、池袋の開業税理士、竹田健司です。

今日は税理士試験に合格するための目安として、

普段どの程度の成績を取っていれば

本番でも合格できるかを考察しております。

 

税理士試験の合格率は10%前後

10%とか言いながら、

科目によっても、

年によってもばらつきがかなりありますよね。

割と最近は10%を下回ることの方が珍しいです。

そのため昔より合格率は高まっているような印象。

さらに言うと、

平成29年の財務諸表論のような、

恐ろしく高い合格率を出す時も。

それにしても29.6%って・・・。

 

資格学校の受講生はレベルが高い

資格学校に通っている場合、

普段のテストをすると採点され、

自分が上位何%にいるのかが、

わかるようになっております。

私は必ずそこで上位10%に入るように頑張っておりました。

できることなら例外なく、

毎回10%に入れるようにしておりました。

理由として、税理士試験の合格率は10%に調整されます。

受験者の中には仕事の都合でほとんど勉強できなかった方、

勉強期間が半年だったため、

今回は難しいが来年に繋げるための受験をした方、

完全にヤマを張って一か八か受験した方、様々な方がおります。

やはり受験料を払うことから、

申し込みをしたからにはどうせ無理でも、

万に一つの可能性にはかけてみたくなるでしょう。

そうなってくると、

資格学校に最後までしっかり通えていた方というのは、

たとえ毎回平均点しか取れていなくても、

そのような方々よりは圧倒的に有利。

資格学校では上位50%であっても、

税理士試験では上位10%に入れる可能性はかなり高くなります。

 

普段から上位10%を狙う

このような理由から、

普段から上位10%を狙うようにしておりました。

資格学校で上位10%に入っていれば

相当合格可能性は高いでしょうし、

これが上級クラスで、毎回そのような順位にいるような方は、

よっぽどの事故を起こさない限り、ほぼ合格するでしょう。

安定して上位10%に入れる方というのは、

解答スピードもかなり早い方になりますので、

例えばたまたまその年の本試験のボリュームが多い場合にも、

自分以外は絶対時間が足りなくなると

自分を落ち着かせる材料にもなるでしょう。

焦るとケアレスミスが連発するので、

落ち着いて問題の取捨選択をしていき、

最後まで解答することができれば、合格は相当近いと思います。

 

まとめ

普段の答練については、たかが答練と思わず、

本試験のような気持ちを持って、

毎回目標を立てて解くべきだと思います。

その目標に掲げるのは、できれば上位10%です。

必ず上位10%を取るという気持ちで予習・復習をし、

もし入れなかった場合には徹底的に復習する。

この繰り返しができる人ならば、

合格を手中に収めてると言っても過言ではないと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。