税理士試験 本試験での机に要注意!

税理士試験もいよいよ来週に迫ってきましたね。

本番が会心の出来だった場合と違う場合で、

楽しい夏の過ごし方も全く違ってきます。

あと少しだけ、全力で努力をして、

是非楽しい方の夏になってもらえればと思います。

 

税理士試験の合格ライン近辺は12点のところに人数が密集し、

いかにその点を泥臭く取れるかで勝負が決まるのが通例です。

今回は私の経験から、

本番での重要な注意点を申し上げます。

本当に細かい内容になりますのでご了承ください。

 

それは本試験での机です。

そして、一番注意しなくてはならないのが

大学の机!

そう、このようなタイプです。

 

一見すると、大学の席は広々していて

試験環境が良さそうなイメージもありますが、

私は結構苦労した経験が多々あります。

試験会場が大学のパターンや、

大学でなくても、大学のタイプの机のケースがありますので、

下記の席になってしまった場合も想定して

一度シミュレーションをしてから本番を迎えるだけでも、

点数は変わってくるかと思います。

 

注意1 机の傾斜

普段の専門学校や自宅で勉強する際、

机は当然水平かと思います。

しかし、この大学タイプの場合は傾斜がついております。

この傾斜がついていることのデメリットは、

紙がツルツルと自分側へ滑ってきてしまうところです。

私は自分が通っていた大学も同じような机だったので、

慣れているつもりでしたが、

本番は独特の緊張感があるからか、

「自分の方に回答用紙がずれて落ちてくる・・・」

という状況になり、

集中力が削がれた経験があります。

そのため、大きくて重めの消しゴム

(消しゴムの持ち込みは認められております)

を準備し、そのような状況になった場合には

文鎮のように使うことをお勧めします。

 

注意2 机の奥行が短い

個人的にはこれが一番やりづらかったです。

普段使っている机と、大学タイプの机の奥行を比べると、

確実に学タイプの方が短いです。

奥行がなさすぎて、回答用紙を置くと、

前に座っている方にぶつかってしまう・・・

かといって折って使うと視認性も悪くなるし・・・。

たまたま前の方がいなければ良いのですが、

いる場合がほとんどです。

例えば紙を前にはみ出して置いていたとします。

そうすると、前の方が椅子によりかかった際に、

紙がぐしゃぐしゃになってしまったこともありました。

対策としては問題用紙も回答用紙も前にはみ出さないよう

自分側に寄せて解くしかないですね。

ただしこの置き方は非常に窮屈になるため、

一度このような置き方をして、

実際に二時間の答練をやってみることをお勧めします。

一度シミュレーションをしたのとしないのでは大違いですし、

それをやることによって、

自分なりの良い置き方も見つかるかもしれませんよ。

 

まとめ

普段と違った環境で行われるのが本試験です。

緊張しない人はいないでしょうし、

いかに普段とおりの力が出せるかが非常に重要です。

 

今回取り上げた大学の机のような場合、

まさに普段と違った環境下に置かれ、

集中力が削がれ、

いつもなら簡単にできるはずの問題を落としてしまう。

非常にもったいないと思いますが、

案外このような方が多いのが税理士試験だと思います。

 

私は働きながらの受験だったため、

少しでも点をあげる努力をし、

様々な研究をしました。

今回の内容はかなり細かい話でしたが、

意外にこういうところで運命が変わるのかなとも感じております。

今回取り上げた内容が、合格へのほんのわずかの助力になれば幸いです。

 

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。