皆さん、こんにちは。
池袋の開業税理士、竹田健司です。
先日、税理士の知り合いから
転職しようと思っていると言われました。
既に面接を済ませたようで、
その会社は税理士事務所ではないのです。
大丈夫かな・・・？
一般事業会社で活躍する税理士
その方は中小企業のコンサルティングに
昔から興味があり、それを勉強するため、
コンサルティング会社に勤めたいと
言っておりました。
中小企業診断士の有資格者が多い、
20人ほどの会社とのこと。
税理士は一人もいないため、
コンサルティングの勉強もしつつ、
会社内で税理士としての腕も振るいたい
と言っておりました。
一般事業会社に勤めながら
税理士合格を目指すというのは
よくある話です。
中には合格後も転職せずに、
その会社でキャリアアップをしていく
方もおります。
ただし、今回のように合格後に税理士法人から
あえて一般会社に勤める流れは
あまり聞かないパターンです。
収入が・・・
まず不安なのは、収入面ですよね。
その方は都内の大きい税理士法人に
勤めております。
税理士登録もしているため、
税理士としての給料表にて、
それなりの報酬をもらっているはず。
それが一般の会社となると、
おそらく税理士だからといって、
給料が多くなるわけではないと思われます。
単なるコンサルティング未経験者
として扱われてしまったら、
給料は結構下がるかも・・・。
一発逆転の可能性も
話を聞くと、
その会社は某金融機関と組んで、
全国各地でセミナーを開催しているそうです。
場合によっては、
そのコンサルティング会社として
税理士法人を立ち上げ、
セミナーからの集客をすることにより
全国展開をすることもできるかも。
最近は有名税理士法人はどんどん地方にも
進出しておりますが、
まだ進出していない地域ももちろんあり、
また、それらとの差別化が図れれば、
爆発的な集客も夢ではないでしょう。
人と違う道を歩むことは、
そのような大きなチャンスを掴むことにも
繋がりますので、
頑張ってもらいたいものです。
まとめ
本日はあまり聞かないパターンの
税理士資格を持ちながら、
あえて税理士業界から別業界に
挑戦する方をご紹介しました。
これが単なる逃げではなく、
積極的な姿勢あれば、
その道で成功し、いずれ税理士業界に戻って
大活躍できるかもしれません。
どのようにキャリアアップしていくか、
非常に楽しみです。
