IT業界から税理士業界へ

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

税理士試験を通して、

また税理士になってみて気づいたのですが、

この業界はIT系からの転職者が

非常に多いですね。

受験生時代も今も、

本当にIT系出身者の方と会うことが多いです。

 

IT系はブラック企業が多い

IT企業って相当忙しいと聞きます。

転職者も多いですしね。

給与は高めかもしれませんが、

将来への不安は常に持っているそうです。

よって資格業である税理士を

目指すのかもしれません。

そもそも、そんな忙しいのに、

試験勉強ができるのかが疑問です。

それでも5科目合格している人が

いるわけですから単純に凄いなと。

まぁ、ブラック企業の多さだったら、

税理士業界も負けてないかも(笑)。

 

仕事は意外と似ている

基本的にIT業界は理系、

税理士業界は文系なので、

仕事的には遠いイメージがありますが、

考えてみるとそうではない気がします。

IT系といっても色々ありますので、

一概には言えませんが、

クライアントからの要望を聞き、

それを満たすような成果物を

個人若しくはチームを組んで作る。

これは税理士の仕事と似ているところが

ありますね。

しかもどちらも、

仕事が属人的になることが多いです。

そういうところもかなり似ています。

 

税理士にパソコンスキルは必須

今や会計ソフトだったり、

電子申告だったり、

税理士もパソコンスキルがないと

ついていけない時代ではないでしょうか。

もちろんワード、エクセルは使えますといった、

一般的なスキルがあれば問題ないですが、

「CSVって何ですか・・・?」

というレベルだと厳しいかもしれません。

そういった意味では、

IT系に勤めていた人はアドバンテージを

受けられると思います。

仕事のスキルに加え、

ホームページの知識等も加われば、

自らSEO対策をすることにより、

他の税理士より一歩抜きん出た

存在になる可能性があります。

 

目指すなら独立

IT系から転職する場合、

試験に受かっても勤務税理士のままであるのは、

忙しさ的にも、年収的にも、

IT業界とあまり変わらない気がします。

そのため、税理士を目指すのであれば、

間違いなく独立開業を目指すでしょう。

独立するためには様々なハードルがありますが、

IT企業での厳しい業務に耐えてきた人であれば、

成功するような気がします。

 

まとめ

転職して税理士業界に来る業種では、

IT系の方が非常に多いのは、

様々な親和性があるためだと思われます。

しっかり税理士試験に合格して、

独立開業している人も多数いらっしゃいます。

20代、30代で苦労した分、

こちらの業界で努力が報われだろうと思いますね。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。