皆さん、こんにちは。
池袋の開業税理士、竹田健司です。
先日、東京税理士会豊島支部による、
新春講演会に参加してきました。
講師の先生はテレビ出演しまくりの
弁護士 堀井亜生さんです。
こういった講演会ではトップクラスの内容。
参加して良かったです。
堀井亜生さんとは
現在では明石家さんまさんの
ホンマでっか!?TVにレギュラー出演中。
他にも数々の番組にご出演されている
女性の弁護士さん。
一見すると弁護士さんにも見えませんし、
話し方が非常にソフトな女性でした。
一児の母で、20代のうちに独立開業された
見た目とは裏腹の非常にパワフルな方。
主な著者として
「ブラック彼氏」
という、結婚したら豹変する彼氏の
特徴などを経験則からまとめた
非常に興味深い本があります。
当日本を買うとサインがもらえるというサービス。
同じ士業なのにサインまであるとは・・・。
凄いですね。
ちょっと欲しかった(笑)。
同じ士業の話は為になります
弁護士と税理士、
もちろんやる仕事は異なりますが、
為になる話が沢山聞けました。
仕事への向き合い方、
クライアントとの関わり方、
相談の受け方、etc.
大変勉強になりました。
子供を育てながら、
ここまでの組織を作り上げるには、
並大抵の努力ではないと思います。
色々と試行錯誤しながら、
現在の地位を確立されているのでしょう。
クライアントの信頼を掴む技術
講演の中でも強く印象に残ったのが、
クライアントの信頼を掴むには
クライアントの想定を超える回答をする!
という話です。
どいうものかと言うと、
これは実例として挙げられたのですが、
とある会社のOLからセクハラ相談がありました。
内容を聞くと、
完全なセクハラというものではなく、
そもそも、そのOLから上司に対して
好意を寄せていた模様。
それがこじれて・・・。
そんなケースでは、OLに対して
「あの上司、クビにしましょうか?」
とクライアントに言うそうです。
そこまで言うと、
「いやー、そこまでは・・・。」
と相談者も一旦冷静になるそう。
もちろん相談者の話に同調することは
必要なのですが、
熱く燃え上がっている状態では、
本人の思い込みで、事実ではないことも
沢山言ってしまう。
そうではなく、一旦冷静になってもらい、
こちらのペースに引き込むためにも、
相談者が想定する以上の回答をするのが
効果的とのこと。
簡単なようで難しい技術だとは思いますが、
ぜひ試してみたいと思いました。
弁護士業界もAIには戦々恐々
講演会でもチラッと話されましたが、
弁護士さんはAIに侵食されてしまう
業種としてランキング上位に上がります。
そういったことも作用しているのか、
税理士同様に受験者数は減っていると
聞いたことがあります。
ひと昔前の、開業したら
座っているだけで仕事が舞い込む
というイメージとはかけ離れている模様。
とは言っても、
堀井さんのように血の通った仕事をしていれば、
AIが真似できるものではないですし、
仕事として当然に成り立つとは思います。
まとめ
税理士会においては、
様々な研修や講演会を主催されます。
今回のように非常に為になる話を聞けると、
業務で忙しいのに時間を割いた甲斐が
あったと思いますね。
そして、クライアントの信頼を得るため、
相手方が想定している以上の回答をする、
私も試してみようと思います。