社長は投資好きが多い

こんにちは、池袋の開業税理士、竹田健司です。

今回は投資の話題です。

やはり社長になる器量を持つ方というのは、

お金に対して興味があり、

またそれを増やしていくための努力を怠らないので、

事業とは別の投資活動に興味を持っている方が多いですね。

 

株式投資

これが一番の王道でしょうね。

株式投資をやっている方、

又はやっていたという方は非常に多いです。

今ではスマホで簡単に売買できますので、

若い経営者を中心に

株式投資をやっているケースがかなり多いです。

ただし、それで大きく儲かったという話は

あまり聞かないのが実際のところ。

まぁ、中にはいますけどね。

基本的に株式投資はお金の取合いです。

そうなってくると、

一番強力な相手になるのは、

お金も知識も時間もある機関投資家となります。

本業がある社長には、

機関投資家を上回るのは非常に難しいでしょう。

とは言っても、長期投資であれば、

儲けるのはそこまで難しくない作業です。

そのため、副業として株式投資で儲けるには、

しっかり勉強をして、長いスパンで行いましょう。

 

投資信託

投資信託をやっている社長も多いです。

おそらく理由は銀行さんでしょう。

特に中小企業の社長の場合、

銀行との関係性は、

事業活動を行う上で非常に重要な要素です。

銀行は事業拡大のための強いパートナーですし、

経営が傾いた際の砦にもなります。

そのため、担当者や支店長から投資信託を頼まれたら、

なかなか断り辛いのが事実でしょう。

それに良い商品を選べば、もちろんお金は増えていきます。

そうなったら、win-winの関係ですので、

そのような理由から投資信託をやっている社長は多いのでしょうね。

 

不動産投資

不動産投資をやっている社長は、

上二つに比べると多くはないですが、

されている社長もおります。

中にはドン引きするくらい儲けている社長も・・・(笑)。

そこまで普及していない理由はハードルの高さでしょうね。

お金、知識、手間、全てが高いレベルにないと

不良物件を掴まされ、損を膨らませる結果に。

また、不動産投資は騙されるというイメージ

世間一般に多いのも事実です。

昨今のかぼちゃ問題では連日、

大きくニュースに取り上げていましたし、

身近なところでは、テレアポですね。

「マンション買いませんか?」

の電話が直接会社にかかってきます。

あれは騙されるケースの王道です(言い過ぎ?)。

そういった理由から、

不動産=怖い

というイメージがついてしまい、

投資には踏み切れない方が多いのでしょう。

ただし、上記二つと大きく違うのは、

不動産投資は節税に使える点ですね。

特に高所得者で税率の高い社長においては、

不動産投資による節税が大きく効く場合もあります。

なかなかそこまで踏み込んだ節税対策を考える税理士は

多くはないと思いますが、

安定収入と節税という2つのメリットを享受できる可能性があるのが、

不動産投資の特徴ですね。

また、儲かっている会社ほど銀行からの信用が高く、

不動産投資を行いやすい環境が整いますので、

そういった親和性がありますね。

 

仮想通貨

一時期は世間を賑わせて、

ニュースに出ない日はなかった仮想通貨。

やはりこういうトピックな話題については、

社長さんは放っておきません

取引をしている方は多いです。

ただし、税理士的に言わせてもらうと、

儲かる又は儲からないは別にして、

まだまだ法整備が整っていないのが仮想通貨です。

そのため、税理士内でも得意不得意がかなりあるような印象。

現在は所得税法上では総合課税の雑所得という位置付けですが、

そもそもこの前提すら変わることも容易に想像されます。

そういった面でも、

税理士的には節税アドバイスが非常にしにくい投資法でもあります。

この辺は割と勉強しましたので、

そのうち話題にあげられたらと思います。

 

その他、先物や仕組債

こちらは、儲かっている会社の社長ほどやっているイメージです。

おそらくそのような会社には銀行や証券会社が、

ガンガン営業をかけてくるからかもしれませんね。

そのため、あまりお目にかかることは少ないかも。

 

まとめ

社長がやっていることが多い投資法の代表的なものをあげました。

やはり本業があり、そちらに手間と時間を費やせませんので、

手のかからない投資をやる必要がありますね。

実は私も投資が大好きで、

上記にあげたものはほとんどやっております。

おかげさまでパフォーマンスが高く、

儲かっているのが嬉しいところですが、

それ以上に、投資をやっていることによって、

それらに興味を持つクライアントに対して、

私の経験や知識を提供できることが最大の収穫

投資をやっていてよかったなと思っております。

貯蓄より投資、保険より投資。というスタンスなので、

これからも勉強して、

いろいろな方に知識を提供していければと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。