本日も台風の影響で、関東は大荒れの天気。
税理士試験が終わってない方には辛いところです。
まず試験会場にたどり着くことが大事なので、
慌てず焦らず行動し、
何とか本番では普段の力が出せるよう落ち着いて頑張ってください。
既に試験が終了している方もそうですし、
これから試験の方にもお伝えしたいのですが、
試験後には自己採点をし、
自分が合格ボーダーを前後に
どのポジションにいるかの把握が重要になってきます。
その際に、たとえ合格ボーダーを下回っていても、絶対に諦めないで下さい。
また、試験会場でヤマが外れ途中退出したくなったとしても、
絶対に諦めず最後まで食らいついてください。
自己採点が合格ボーダー下回る
私は最初に合格した科目は国税徴収法です。
マイナーな科目でもありますので、細かい考察は後日しようと思います。
確かに多くの学習時間は必要にならないのですが、
かなりとっつきにくい科目でした。
理論がなかなか頭に入ってこないというか・・・。
そのため、普段の成績もそこまで良かったわけではなく、
本番も厳しい戦いを想定しておりました。
そしたら予想通り厳しかったです(笑)。
後日自己採点をしたのですが、
やはり合格ボーダーを下回っており、
下手したらB判定(泣)といった結果でした。
自分への罰ゲーム
同時に受験した簿記論も散々な結果という雑魚っぷりをさらけ出す始末。
こんなんじゃ何年経っても受からないと思い、
自分への罰ゲームを決行!
次の年は財務諸表論の受験をすることにし、9月から通うことに。
そのため、働きながらの3科目受験を課すことにしました。
とは言っても簿記論と国税徴収法は既に受験済みですし、
模試では一応合格できるレベルには達していたため、
多くのインプットが必要ありませんでした。
そのため、3科目の受験でも勝算は一応ありました。
そのため国税徴収法は12月までの発表まで、
理論マスターを回して、せっかく覚えた理論を忘れない程度の
学習はしておりました。
12月の合格発表の結果は・・・
運命の12月の合格発表。
期待しないで結果の郵送を待っておりました。
そしたらなんと、国税徴収法がまさかの合格!!
B判定じゃないんかい(歓喜)!
簿記論は落ちていましたが、これは大きなサプライズでした。
今考えると、国税徴収法は受験人数も少ないことから、
法人税法や消費税法と比べると正直言って受験生のレベルは高くないです。
また全問が理論で構成されております。
そのため、難問が出たような年には、
それらしいことを回答していれば、
結構な配点をもらえたりするのかもしれません。
まさかの結果はさらなる素晴らしい結果を生み出します。
9月から財務諸表論をやっていたことが吉となり、
翌年は簿記論と財務諸表論のダブル合格に成功し、
地獄の税法受験へと足を踏み入れることができました(笑)。
まとめ
一番お伝えしたいことは絶対に諦めないことです。
私の例は稀なのかもしれません。
確かに理論問題というのはあいまいなところがあります。
専門家である資格学校の講師が、
時間をかけて解いたとしても、学校間で正解が分かれることもありますからね。
ただ、理論だけでなく、
計算でも良い意味で予想を裏切ることもあると思います。
計算問題は配点がどこに置かれるかわかりません。
合格ボーダーを下回っていたとしても、
簡単なところをくまなく正解し、
そこに配点が多く置かれるのだとしたら、
もしかしたら12月は予想と違った結果になることもあるでしょう。
試験がまだ終わっていない方は、
絶対に最後の1秒まで必死に解いて頂きたいですし、
試験が既に終わっていて、手ごたえがイマイチだったとしても、
結果はどうなるかわかりませんので、
望みを捨てず、12月を待ちましょう。