税理士試験終了!一年後を見据えた8月の過ごし方

皆さま、2018年の税理士試験、

本当に本当にお疲れ様でした。

特にこのラスト1ヶ月は相当キツかったと思います。

試験をやってみて、悲喜こもごもかとは思いますが、

ここまで頑張れた自分をまず褒めましょう

 

解答解説会への参加

私はTACの解答解説会には必ず参加しておりました。

例年、試験が行われた週の土日に開催されます。

ただし、最近はほとんどの資格学校において、

インターネットで解答を公開しておりますので、

そちらで済ませる方も多いと思います。

しかし、私はそれをあえて見ないで

解答解説会にて自己採点をしておりました。

面倒と思われるかもしれませんが、割とオススメですよ。

理由は3つあります。

 

ドキドキ感を味わいたい!

まず、家で解答速報を見てしまうと味気なくて・・・

この一年間の努力の結果が家で確認できてしまう手軽さが、

何かもったいない気がして。

それを学校で、他の方々がいる場所でやることによって、

非常に緊迫した雰囲気で丸つけをすることができます。

解答用紙が配られるときのドキドキ感ったらたまりませんよ(笑)。

それを味わいに行きたいというのが理由の一つです。

 

ミスが記憶に残りやすい

またもう一つの理由として、

ミスが記憶に残りやすいところがあります。

講師の方は解答について様々な説明をしてくれます。

「ここは絶対に間違えてはいけない場所です。」

「ここは時間をかけてはいけなかった場所でした。」

その説明を聞いて悔しい思いをすることもあるでしょう。

ただし、それがケアレスミスであればあるほど、

記憶に非常に残りやすいです。

やはりそのミスから成長しないと合格は見えて来ません

万が一不合格の場合には、

そのミスを同じ科目で生かさなければなりませんし、

合格していたとしても、

次の科目で同じようなミスをするかもしれないので、

やはりその経験は最終的に合格するために、

非常に重要になってくるでしょう。

その記憶を強く定着させるために

解答解説会が有効だったと思っております。

 

ネットに載ってない情報を教えてくれる

これも大きな理由です。

講師の方は、例えば

「この問題は専門学校で解答が分かれているため、

配点は置かれないでしょう。」

「受験生の話を聞く限り、今回公表した合格ボーダーより

もう3点くらい下がりそうです。」

と言った、現場の生の情報が聞ける時があります。

こういった情報はその解答解説会が

録画じゃないパターンの方が、聞ける可能性は高まります。

この情報は、今後次の科目に行った方がいいのか

それとももう一年を覚悟して勉強をし直すのか、

等の判断材料にもなってくるので、

聞けた時はわざわざ出席した価値があるかと思います。

 

8月はひたすら遊ぶ

そして、自分へのご褒美として、

8月はおもいっきり遊びましょう!

サッカー選手でもシーズン後は長いバカンスを取ります。

その理由は身体を休めるとともに、

メンタル面の回復の意味合いも大きいです。

これは、非常に辛くて長い税理士試験を戦った皆様にも言えることで、

メンタルは相当傷ついている状態であると言えます。

そのような状態では仕事にも支障が出ますし、

次の勉強にも進めないでしょう。

ちなみに私は試験後については、

8月は一切勉強しておりませんでした

3週間勉強を全くしなかったからといって、

簿記論の計算の能力はほとんど落ちませんし、

沢山覚えた法人税法の理論を忘れることは絶対ないです

皆さま限界まで勉強したので、

しっかり脳に記憶が焼き付いておりますので、ご安心を。

 

まとめ

税理士試験直後の私の過ごし方についての経験談をお伝えしました。

解答解説会については仕事や家庭の事情、

また場所的な問題もあるので、

必ず参加しましょうとまでは言いませんが、

必ずやって頂きたいのはメンタルを回復することです。

試験の手ごたえに関わらず、

8月はおもいっっっきり遊んで、必ず心身を休めましょう。

それが長い受験生活を乗り切る栄養素として

必要になってくるものだと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。