皆さん、こんにちは。
池袋の開業税理士、竹田健司です。
第69回の税理士試験。色々変わります。
かなりの改革の波が。
まさかの修正液&修正テープがOK
なんと!今回の試験から、
修正液や修正テープの解答用紙への使用が
OKになりました!
結構な変革ですね。
税理士一年目は、
「えっ、税理士試験ってボールペンなの?
間違えたら怖い・・・。」
なんて思っておりましたが、
慣れたらなんてことはないですね。
二重線抹消は消しゴムで消すより速いですし、
むしろ鉛筆より
ボールペンの方が書きやすい。
そして、第69回の税理士試験から、
ボールペンを修正することができる、
修正液と修正テープの使用が可能に。
第69回税理士試験受験案内
p12 6受験心得 (3)
受験で使用可能な物に、しっかりと
「修正液又は修正テープ」
と記載されております。
修正液使います・・・?
二重線抹消ではなく、あえて修正液を
使うメリットはあるのでしょうか?
むしろデメリットの方が多いかと。
そもそも普段から、
修正液や修正テープって
あまり使わないですよね。
修正液、修正テープのデメリット
・抹消に時間がかかる
・修正液が乾くのに時間がかかる
・修正液がこすれて横の文字も消える
・修正テープで他の行も消える
このようなリスクが考えられます。
結構扱いが難しいので、
少なくとも使う練習が必要ですね。
竹田ならこう使う
私だったら、抹消は今まで通り、
二重線で消します!
身もふたもないですね(笑)。
やはりその方が速いですし、
上記のようなリスクがありませんので。
しかし、本試験には必ず持参します。
使用する場面は、
万が一大量の抹消が必要になり、
二重線だと、枠が無くなるような場面です。
科目によっては枠の作られ方も違いますし、
活躍することがあるかもしれません。
とは言っても・・・
本試験で大量の抹消をした記憶はありません。
正直なところ、そのようなミスは、
大きなタイムロスとなります。
税理士試験は時間との戦いですので、
その時点で合格は結構厳しいと
言わざるを得ません。
頭の中に色々な引き出しを準備し、
本試験では最適な解を瞬時に引き出せる
準備が一番大切かとは思います。
まとめ
本日は、第69回税理士試験から使用可能となる
修正液や修正テープの話題を取り上げました。
確かに二重線でぐちゃぐちゃな状態よりは、
試験管も綺麗に修正テープで
抹消されている方が見やすいかもしれません。
とは言っても税理士試験は時間との戦いです。
個人的な意見では、
まず間違えないような準備をし、
万が一間違えた時は今まで通り、
二重線抹消をする。
そして万が一大量の間違えをし、
枠がなくなるような致命的なミスの際に、
修正液や修正テープを使う。
そのようなスタンスがいいかと思います。