税理士試験は電卓が遅くても合格できます

こんにちは、池袋の開業税理士、竹田健司です。
前回に引き続き、本日も電卓の話題。
やはり電卓は受験時代からも、
また資格を取って以降も毎日使いますし、
税理士とは切っても切れない仲ですので。

右手?or左手?

これはどっちが多いんですかね。
私は利き手が右手ですが、途中から気づいたんです。
「あれ?左手で電卓打ってる人多い・・・。」
そもそも左手で電卓を打つことを考えたことすらなかったです。
左手で電卓を打つことのメリットは、
もちろん利き手の右手がフリーになり、
そのまま字を書けてしまうこと。
これは受験においても実務においても大きなメリットですよね。
それをわかっていて変えなかった理由は、
途中で気づいたので、左手に変えることへの今更感と、
「やはり利き手の方が早くて正確に打てるのでは?」
という理由です。
今考えれば、私はそろばん2級なのですが、
当然左手も使います。
よって、慣れれば電卓を左手で打つことなど
簡単にできるんでしょうね(泣)。

スピードも遅い!

実は電卓のスピードはかなり遅いです。
受験生の中でも、税理士の中でも相当遅い方だと思います。
画面見ながらじゃないと、怖くて打てない性格です。
私の考え方としては、
「速く打てたとしても、
タイプミスによって答えを間違えたら何もならない。」
と思っていました。
電卓の速さで合否が分かれるとは今でも思いませんし、
電卓の練習するくらいなら、
勉強した方がいいのでは・・・。
という思いもあります。
私は電卓が遅くても簿記論の解くスピードは
かなり速い方だったと思うので、
遅くても大幅な不利にはならないかと
とは言っても、物凄く電卓が速くて、ミスもないのが最強なので、
速ければ良いに越したことはないでしょう。

実務で恥ずかしい

現在、税理士事務所で働いている方もいるでしょうし、
これから働く方もいるでしょう。
その際に電卓の打つスピードが遅いことによるデメリットは、
ちょっと恥ずかしいところですかね(笑)。
私も働いている時に、周りの人より電卓が遅いので
「仕事遅い人って思われてないかな・・・。」
とか考えたものです。
とは言っても、受験でもそうですが、
実務において、例えば電卓の打ち間違えで一桁違ってしまい
クライアントに損をさせてしまったなんていうことがあったら、
本当に致命的です。
そう考えると、たとえ少し恥ずかしいと感じても、
より正確な方が実務では求められますので、
電卓が遅くても問題はないでしょう。

メモリー機能は使いましょう

電卓テクニックがない私でも、
さすがにメモリー機能は使います。
確か簿記論の先生が教えてくれましたね。
それまでは「このM+ってなんだろう・・・。」
くらいにしか思ってなかったのですが、
いざ使ってみたら本当に便利!
受験においても大活躍しましたが、
実務でもかなり使う機能です。
もし使い方がわからない場合はググればすぐわかりますので、
必ずやり方を覚えましょう。
知っていても使っていない方がいるのならば、
これを機にぜひご利用ください。

まとめ

電卓は左手を駆使し、
速く打てることに越したことはありません。

「左手で打てればなぁ・・・。」

と思ったこともたまにはあります。
ただし、私は電卓は右手で、スピードよりも精度を追求しました。
ペンを持ち替えるくらい1秒もかかりませんしね。
それで税理士試験にも合格しましたし、
開業することもできました。
税理士試験がひと段落し、いい時期でもあるので、
器用な方は左手の練習をするのもいいと思いますし、
私のような不器用な方は、
今まで通りのやり方であっても、
大きな不利にはならず、合格することに支障はないと思いますよ。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。