税理士業界が本当に欲しがる人材はこちら!

皆さま、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

今回は就職活動の話です。

私は税理士試験合格後に

税理士業界に転職しました。

それまでは全く別の業種である、

公務員をしておりました。

私が経験したように別業界にいるけど

いずれは税理士業界に転職したい、

同じような境遇の方も多いかもしれません。

その場合、一番気になるのは、

未経験でも採用されるのか?

本日はこちらについてお伝えいたします。

 

未経験は全然大丈夫!

色々面接をした結果、

未経験であることを

突っ込まれた記憶はほとんどありません。

ある会社では

「むしろ未経験の方を採用したい」

と言われたほどです。

それについては、

経験がある方は今までの仕事の癖が直らず、

その会社のやり方に

慣れてくれないからだそうです。

そういう方は

「前の会社では・・・」

とか言い出してしまうとか。

ちなみに5科目合格してからの転職活動は、

非常に楽でした。

面接に行ったその日に

採用決定を言い渡され、

その場で報酬まで提示された会社が

いくつかありましたよ。

入らなかったけど(笑)。

これは、まだ買い手市場だった時の

経験なので、

現在の超売り手市場では、

さらにこのような傾向は強いかと思います。

私の感覚だと3科目合格者であれば

引く手数多かと思います。

とは言っても、

やはり経験者は当然優遇されます。

他業界に勤務していて、

今の環境に不満があるのであれば、

先にこちらの業界に足を踏み込んで、

経験を積むのがいいかもしれません。

 

社会人未経験が難しい

これは、間違いなく厳しい評価となります。

例えば、大学を卒業して受験に専念し、

バイトを少ししながら30歳で見事合格!

このような方がいたとします。

30歳で税理士試験合格というのは

素晴らしい結果ですよね。

それで意気揚々と

就職活動をすることとなりますが、

「あれ、感触があまりよくない・・・。

5科目合格者ですよー。」

という結果になりかねません。

やはり社会人未経験となると、

ごくごく一般的なビジネスマナーすら

体得していないという

評価になってしまいます。

そのような簡単な

ビジネスマナーについては、

大卒のフレッシュマンに教えることは

簡単ですが、

そこそこの年齢になっている方に

教えるのは色々な意味で結構難しいのです。

その辺りもしっかりされている方であれば、

面接にまで持ち込めれば

正当な評価をもらうことができ、

就職活動することができるでしょうが、

書類審査の時点で落とされてしまうと、

面接のテーブルにすらつくことができず、

税理士人生の出鼻を挫かれる結果に

なってしまいます。

正社員として働いた経験があることが

ベストでしょうが、

どうしても受験勉強に

専念したい方であれば、

時間給でも構わないので、

税理士業界で働くことをお勧めします。

 

経験者の採用は?

やはり経験者は優遇されます。

その方の素養にもよりますが、

0科目合格者でも、

良い仕事が出来る人は大勢いますからね。

また、場合によっては、

12月の合格発表直前に

転職活動をする方もいるでしょう。

その際には最初の面接で

合格の可能性を聞かれ、

その後の最終面接で

実際の結果を問われることもあります。

その結果が

採用に大きく左右することもありますね。

とにかく経験者で、

できるだけ合格科目を

持っている方であれば、

好きな会社を選べるとまで言っても

過言ではありません。

ホワイト企業に入るため、

頑張って科目数を増やしましょう。

 

まとめ

私のように税理士業界が未経験で、

税理士試験受験をし、

転職を考えている方というのは、

意外に多いです。

その際に不安になるのは、

「実務未経験で本当に採用されるの?」

ということです。

答えは

「未経験でも全く問題ありません。」

です。

そちらについては安心して、

全力で受験に取り組んで頂けたら

幸いです。

 

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。