飲食店におけるターゲティングの重要性

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

本日はマーケティングで非常に重要な要素

となるターゲティングについて取り上げます。

 

ターゲティングとは

自社の商品や製品を市場に投入する時に、

どの顧客層を標的(ターゲット)

にするかを決めることを言います。

ここでいう顧客層とは、

不特定多数の者を様々なアプローチで

細分化しセグメントした層を言います。

 

飲食店におけるセグメンテーションの重要性

 

ターゲティングの流れ

ターゲティングはSTP分析という

フレームワークを構築するための

その一部のことを言います。

STP分析をしたいから

ターゲティングをするのです。

流れとしては、

まずセグメンテーションにより

市場を細分化し、

その中から標的となる顧客層を決めます。

すなわちターゲティングをするのです。

 

飲食店におけるターゲティングの例

住宅街の主婦

オフィス街のランチ難民

お店周辺の大学生

お洒落な過ごし方をする休日のOL

ちょい飲み希望のサラリーマン

高級マンションに住む富裕層 etc.

 

ターゲットに到達できるか

ターゲティングには重要かつ、

非常に難しいプロセスがあります。

それはどのようにして、

ターゲットに自分のお店を訴求できるか。

すなわに、ターゲットに到達できるかです。

例えば上記の例で言うと、

住宅街の主婦がターゲットなのであれば、

チラシを印刷し、折り込み広告や、

ポスティングという手段を取れば、

ターゲットに到達することは可能です。

しかし、お店周辺の大学生を

ターゲットとするならば、

お店が大学と近かったり、

駅との動線上にあれば、

ターゲットへの到達は容易ですが、

そうでない場合、

大学でチラシを撒くわけにも

いかないでしょうし、

口コミだけだと爆発力に欠けます。

どのようにピンポイントでお店の良さを

伝えるかは非常に難しい問題です。

 

専門特化

飲食店のみならず、

市場が成熟している今日、

様々な業種でターゲットを絞り、

専門特化するような動きが非常に多いです。

そのようなこともせず、

全てがターゲットとできれば、

何の苦労もありませんが、

それでは経営を続けるのが難しいため、

このような流れとなっております。

そのため、

このターゲティングという考え方は、

マーケティングで

非常に重要な位置づけとなります。

 

まとめ

ターゲティングは、

セグメンテーション(市場細分化)

と共に非常に重要な工程です。

それはSTP分析をする上での処理

となりますが、

そもそも、

このターゲティングという考え方は、

STP分析以前に

現代のマーケティングを行う上では、

非常に重要となります。

そのためどのようなビジネスでも、

これを意識して経営を行うべきだと

思います。

 

 

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。