税理士の実務でも使えるテキストはコレ!

こんにちは、池袋の開業税理士、竹田健司です。

皆さまは受験の時に使用したテキスト類はいかがされておりますか?

本日は私の経験から、その科目の合格後においても使用し、

便利だったテキストをご紹介致します。

テキストは重いし場所も取るので、

取り扱いにも困りますよね。

部屋の整理のご参考にもして頂けたらと思います。

 

会計科目は使わない

実務を行うにあたって、

会計科目のテキスト類を使ったことは一切ありません。

以前仕事で為替予約を扱ったことがあります。

かなりレアなケースだとは思います。

振当処理や独立処理に「なつかしー!」

と思いながらクライアントへの報告書を作成しました。

記憶が曖昧なところもありまして、

当然調べることになりますが、

専門学校のテキストを開くことはなかったです。

為替予約はあれだけ勉強したのに(笑)。

この世にインターネットがなければ

再びテキストを開いていたかもしれませんが、

国税庁HPの通達や判例等の確認で事足りてしまうのが本音です。

 

税法科目では意外に使う

税法科目では、会計科目とは違って活躍する機会があります。

TACでいうところの理論マスターは、

法人税のお仕事で見ることがたまにありますね。

例えば先日、実務ではたまにしか出てこない

圧縮記帳について簡単に確認しましたね。

今後の勤め方にもよりますが、

勉強では沢山したけど、

実務ではたまにしか出てこないといったことは

往々にしてあります。

あれだけ読み込んだ理論マスターなら、

どこに何が書いてあるから一目瞭然なので、

自分の記憶の補てんとして活躍することがあります。

 

ミニテキストも活躍する

テキストの内容をコンパクトにまとめた

ミニテキストもかなり活躍します。

TACでいうところのシステムカードです。

こんな感じでひもを通して使っておりました。

この使いこなした感(笑)。

一年で終わらなかった私のような場合、

加除訂正が容易にできるところも大変便利。

これも法人税の確認で見ることがたまにありますね。

私はかなりミニテキスト重宝者だったこともありますが。

特に理論マスターには書いてない

実務的な内容で確認することがあります。

例えば先日、固定資産の取得価額に加算するもので、

微妙な内容の判断があった際に、

ミニテキストを簡単に確認しましたね。

ミニテキストは邪魔にもならないので、

使い終わっても保管した方がよろしいかと思います。

 

通常のテキストはもう使わない

通常の授業で使っていた古くなったテキストは、

来年の受験においても、

また実務でも使うことはほとんどないでしょう。

私は自宅の収納の奥深くにしまいましたよ。

過去の分は全て廃棄し、

一応直近のものだけ保管しました。

間違いなく使うことはないと思いますが、

それなりの金額がしてますしね(笑)。

 

一番使うのはコレ!

税務コンパクトブック!

これは結構な頻度で使います。

税法の細かい確認等で使うことはあまりありませんが、

一番活躍するのは耐用年数の確認や

所得税の税率の確認ですね。

耐用年数の確認は昨日も使いましたし、

かなりの活躍ぶりです。

もちろんそういったものは他のものでも確認はできますが、

そのような実務で使うであろうものが、

税法を問わず、このテキストに凝縮されているので、

本当に便利。

ただし、

このテキストは受験で使っている方はあまりいないかもしれません。

私も知りませんでしたし。

存在を知ったのは合格後でした。

買うとそこそこの金額がするのですが、

なんと!合格祝賀会に参加すると無料でもらえます!

当時ではTACと大原でももらえました。

多分今でももらえるはず。

ちなみに、よく確認する箇所は、

改定がないので、

もらった古いのをまだまだ使っているやつ(笑)。

 

まとめ

通常のテキストは、合格してしまえば、

もう使うことはないでしょう。

個人的には合格できなかったとしても、

来年は新しいテキストを見るので、

再び見ることはほぼないでしょう。とは言っても、

・理論マスター

・ミニテキスト

・税務コンパクトブック

実務でも活躍します。

上記にあげたものは小さく、重量もないので、

合格後も保管してはいかがでしょうか。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。