税理士試験における朝勉強の有効性について

皆さまこんにちは、池袋の開業税理士、竹田健司です。
今日は朝勉強について。
社会人の方はやっている方も多いでしょう。
仕事しながら勉強するだけでもキツイのに、
さらに早起きして勉強するとは、その意識の高さに脱帽です。

 

朝勉強の効率性

朝に勉強することについては、
科学的にもその効率性の高さが立証されております。
科学的根拠とは、
朝はドーパミンやアドレナリンが大量に分泌されます。
この2つが勉強の効率を一段と高める効果があります。
実はこのブログも朝の通勤中に作成しております。
それによって、仕事をするための良い準備運動になっており、
朝のブログ作成が良いライフサイクルになっております。

 

ドーパミンの効果

脳はドーパミンが分泌された時の行動を記憶します。
ドーパミンは快感物質とも呼ばれておりますので、
その快感を脳が再現しようとします。
これが繰り返されることにより、
新しいシナプスが生まれ記憶が定着していきます。
確かに最初は身体的にもキツイでしょうが、
慣れてしまえば記憶の定着は確実に高まります

 

アドレナリンの効果

アドレナリンはスポーツの世界で度々聞くワードですが、
学習的にも重要な要素です。
アドレナリンは、興奮剤とも言われます。
よって朝の眠気を覚醒される効果があります。
夜よりも朝の方が分泌される量が多く、
朝のやる気や集中力に繋がります。
それに朝だと出勤時間が決まっているので、
ダラダラ勉強することにもならないのが
集中力を高める要素でもあります。

 

資格学校の早朝コース

どうしても勉強時間が取れない人は早朝コースがあります。
だいたい1時間くらいのコースのようです。
職場の近くでやっている場合などは、
申し込むのもアリだと思います。
朝の時間の勉強は、
その時間を自分で作り出せるかどうかで決まります。
1時間早く起きられるか起きられないかだけなので、
まさに自分との戦い
早朝コースに通うためには相応の金額も払いますので、
行かないともったいないという思いから、
頑張って起きられるようになるかも。

 

私は早朝理論学習やってました

仕事の都合で起床時間が大分早かったため、
これ以上早く起きるのは困難という状態。
そのため、早く起きなくても勉強をできる方法を考え出しました。
それは身支度しながらの理論学習
洗面中、ご飯中、着替え中と、
朝のそういった身支度の時間中に勉強をする方法を編み出しました。
もちろん本を読みながらの理論暗記はできないので、
頭の中で理論を読み、職場に着いてから、
本を読んで確認しておりました。
通勤が車だったので、
電車の方なら職場に着く前に電車で確認もできますね。
確かに、記憶の定着は高かったと思います。
この方法により、初学でも法人税と消費税の
全理論を8割くらい覚えて本試験に臨めたので、
やはり朝勉強の効果は高いのだと思います。

 

まとめ

朝勉強の有効性については、上記の通り、
非常に高い効果を発揮します。
とは言っても、仕事をしながらの朝学習は、
その人の状態にもよるかと思います。
やはり身体的にキツイ仕事をしながらの受験生の場合、
朝早く起きての勉強は相当過酷なものに。
ただし、私のように隙間時間を作り出し、
勉強することも可能です。
他には職場の近くに資格学校がある場合には、
早朝コースに通うこともできるでしょうし、
少し早めに家を出て、
職場近くの喫茶店でモーニングを食べながらの
学習と言った方法もあるでしょう。
このように、その方の状態によって、
色々と工夫をすることにより朝の勉強時間の確保はできるのです。
そのような努力ができる方が、合格できる試験なのかもしれません。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。