よくお客様から
「税金払うために働いているようなもんだよ」
と言われることがあります。
以下は法人が払う主な税金です。
法人税 法人の所得に対して課される税。 法人都道府県民税・法人市町村民税 住民サービスを目的として自治体が課税する税。 均等割部分については赤字でも課税される。 事業税 全ての事業者が負担することになる税。 地方法人特別税 事業税の一部を分けて国税とし、地方の財源へ充てる税。 消費税 原則として課税売上高が1,000万円以下は免税事業者となる。 所得税(源泉所得税) 所得税は利子や配当金などに課税される。 源泉所得税については、本来他者が払う税金(従業員など) を会社が源泉徴収義務者として納める税金。 印紙税 契約書や領収証などの文書を作成する際に課税される税。 登録免許税 登記する際などに課税される税金。 固定資産税(償却資産税) 固定資産や動産などを保有していることにかかる税。 自動車税 自動車に課税される税。 自動車重量税 車検時などに課税される税。 自動車取得税 自動車を取得したときに課税される税。
感覚的に、皆様がキツイと思われる税金は消費税と源泉所得税
ではないでしょうか。
いずれも他者から預かった税金を納めるもののため、
本来ならば会社からの身を削って納めるものではありません。
とはいっても売上が10,800円であれば、その800円分の消費税についても
売上として運転資金にプラスするでしょう。
そしてまとまった金額を納めることとなるため、
キツイ印象を持たれる方が多いです。
例えば決算のときに法人税や消費税を納め、
毎月源泉所得税を納め、
決算から半年後の油断したころに法人税と消費税の中間納付分を納め・・・
という状態であれば、確かに税金払うために働いている感覚にもなってしまうのも
無理はないかと思います。
私は税務署の味方をするわけではありませんが、
しっかり成長されている会社さんはしっかりと税金を納め、
常日頃、その分のキャッシュをコントロールされております。
慣れた社長さんなどは消費税の納付ために積立をして対処されてますね。
個人的には、
知識がないがために無駄な税金を払ってしまうことは非常にもったいないですが、
節税ばかりに目が向いて、
無駄な物を買ったりしてキャッシュアウトしてしまうことは、
会社にお金がたまらず、会社の成長力を阻害する原因になると思います。