ドリンクの販売を増やす方法

メニューを分けることについて

「利益率を上げるためには、ドリンクの注文を増やす。」
というのは、みなさんご承知のところかと思います。
フードよりも粗利率が高いドリンクを出した方が
経営的にプラスとなります。

業態にもよりますが、
メニューについてはグランドメニューと
ドリンクメニューに分かれていることが多いです。
その場合、グランドメニューについては、
写真を入れたり、詳細を加えたりと、工夫を凝らしていたりしても、
ドリンクメニューについては、
文字の羅列のみというケースが多いのではないでしょうか?
このドリンクがどれだけ美味しいのかの表記がないのです。

 

ドリンクメニューの表記について

色彩豊かなカクテルの場合には、
写真を入れる効果はあると思いますが、
通常はドリンクの写真を入れたからといって、
売上が伸びるものではありません。
効果的なのは詳細を載せることです。
主に二つの方法があります。

1 ドリンクの味や成り立ちの説明
2 当店のフードメニューとの相性

 

ドリンクの味や成り立ちの説明

特に日本酒、ワイン、焼酎等で効果的となります。
甘口辛口の強弱をバーで表す方法や、
蔵元の場所や製作の想い等を載せることにより、
選ぶ楽しみや味への妄想をかき立てる効果があり、
積極的に活用すべき手法です。

 

当店のフードメニューとの相性

例えば

○○スパークリングワイン
辛口スパークリングのため、フリッターと相性抜群!

○○日本酒
甘口の日本酒は、当店自慢のタレ焼鳥にピッタリ!

のように、見せ方次第で注文率が格段に上がり、
何よりお客様の満足度が確実に上がります。

 

 

以上、簡単ではありますが、
ドリンクメニューの注文率アップの方法を記載しました。
ドリンクメニューが思ったより伸びない方については、
是非実践してみてください。
何事もトライアンドエラーです!

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。