皆さまこんにちは。池袋の開業税理士、竹田健司です。
今回はブラック事務所と言われる、
劣悪な環境に身を置きながら受験に挑むことについての考察です。
税理士ブラック事務所は多い
税理士事務所はブラックが多いというのは、
噂とかで聞いたことがあるかもしれません。
残念ながら、本当です。
それは給与面かもしれませんし、
待遇面かもしれませんし、
人間関係かもしれません。
これは地方の小さめの個人事務所でも、
都内の大きめな税理士法人でも、
どのような事務所でもよくある話。
もしかしたら、このブログを読んで頂いている方で、
既にブラック事務所に勤めているという方もいるかもしれませんね。
できれば1年は頑張りましょう
ブラック事務所は職員の入れ替わりがかなり激しいです。
1年以上いればもはやベテラン職員という
事務所も普通にあります。
残念ながらそのような事務所に勤めてしまった場合にも、
できれば1年間は頑張ってみてはいかがでしょうか?
その理由は、まず転職することを考えた際に、
履歴書に1年以内の退職があると、やはり不利にはなります。
勤めたいのがホワイト事務所であればあるほど不利になります。
面接で必ず突っ込まれますからね(汗)。
次に、どんな事務所でも得るものは必ずあるということです。
それは数ヶ月働いたくらいでは
身に付けるのは難しいでしょうが、
1年通して勤めると、本当に色々なスキルが吸収できます。
それは次の転職先でも、
また独立開業してからも大きな武器になりますよ。
うつ病には注意
ただし、頑張りすぎは禁物!
やはり怖いのはうつ病。
「まさか、自分はうつには絶対ならないよ。」
と思っていても、なってしまうのがうつ病です。
「まさかあの人が・・・。」というのはよくある話です。
もしもちょっと危ないかなと思ったら、
スパッと辞めちゃいましょう!
なんとか2年の実務経験を
中には合格してそのまま独立開業という方もおります。
それには2年間の実務経験が必要となります。
そのような場合、
いくら転職回数が多くても関係ないですし、
一人で始めればうつ病のリスクも相当少ないでしょう。
そのため、2年間の実務経験さえクリアしておけば、
精神的にもかなり楽になりますので、
運が悪くブラック事務所に勤めてしまった場合にも、
1つの会社、ないしは2つくらいの会社を合わせて、
2年間の実務経験を積むことをオススメします。
まとめ
税理士業界にブラック事務所が多いというのは、
残念ながら事実です。
そのような事務所に就職してしまった場合には、
なんとか1年間は頑張ってみることをオススメします。
ただし、身体の異常を感じたらスパッと辞めちゃいましょう。
人生を壊すことにもなりかねませんので。
そしてそのような経験をバネにしましょう。
自分は顧客だけでなく、
従業員にも喜んでもらえるような事務所を作ることを目標に、
合格を目指してはいかがでしょうか。