池袋の飲食店専門税理士 集客・売上・利益UP ケーススタディ8 きしめん・そば・うどん店編

創業昭和37年、商業施設内フードコートにて営業の

きしめん・そば・うどん店

費用合計 27,354円

1 店頭看板用シート2枚・・・10,872円

2 メニュー案内板用シート・・・8,382円

3 「季節のおすすめ」ポスター4枚・・・8,100円

 

 

実施後

売上前年対比 約110%、
オーダー集中で作業効率アップ

 

***ご希望***

■商業施設内の来場者数減少の影響で売上が減少しているので

売上を増やしたい

■現状、高齢者のお客様が多いので若年層のお客様も獲得したい

 

***対策***

1 店頭看板用シート作成

2 メニュー案内板用シート作成

3 「季節のおすすめ」ポスター作成

 

1 店頭看板の変更 作成のポイント

■お店を利用したことがない商業施設来場者に、店頭の雰囲気を変化させることで

興味を惹かせるため、店頭看板を変更。

■カジュアルなイメージのデザインから和風デザインに変更。

 

2 メニュー表示方法の変更 作成のポイント

■サンプルケースを使用していたがメンテナンス費用がかかる上におすすめ

メニューのアピールがしにくいため、写真を使用したメニュー案内板に変更。

■シズル感の訴求およびおすすめメニューのアピール。

 

3 季節のおすすめポスター 作成のポイント

■目的客以外にもアピールできるよう、

料理のシズル感とアイキャッチを強めにデザイン。

 

 

 

 

今回は創業施設内のフードコートにある

きしめん・そば・うどん店さん。

以前にも書きましたが、

フードコートにおいての出店は

高い集客効果が期待できますが、

その反面のデメリットも。

商業施設開業時は多くの方が足を運びますが、

これだけ商業施設も乱立している状態ですと、

それ自体の来場者数が数年後には激減することがよくあります。

また、商業施設内の賃料は相当高くなるのが通常のため、

損益分岐点がかなり高くなってしまうことがデメリットです。

 

今回のお客様もそのようなデメリットが作用し、

商業施設の来場者の減少に比例して、

お店の売上が減ってしまっている状態です。

そのため今回の大幅な変更点としては、

大型の食品サンプルケースを最小限にし、

そのスペースに写真を使用したメニュー案内板にした点です。

 

一昔前は食品サンプルケースは

飲食店におけるマーケティング手法として主流でした。

デパートの上の方にある飲食店でガラスケースの中に

ずらっと並ぶ食品サンプルは確かに食欲をそそりますよね。

やはりデメリットは初期投資がかかることです。

ガラスケースと食品サンプルを揃えるのは

かなりの投資となります。

それによって、コスト面を考えると気軽に中身を

変えづらいというデメリットも生じます。

 

そのようなデメリットを補うため、

食品サンプルケースについては、

最近は買い取り方よりリースの方が主流です。

月々のリース料を払うことによって、

季節メニューごとに気軽に中身を変更することができるからです。

とは言っても、リース料で1万円/月はかかってきます。

確かにもの凄く高い金額ではないですが、

費用対効果を考えると微妙なラインです。

 

そのため今回は大型の写真を載せたメニュー表を

元々食品サンプルケースがあった場所に載せることになりました。

レイアウトによっておすすめメニューを全面に打ち出すことができるので、

売上アップとおすすめメニューの集中化が期待できます。

 

加えて、今回重視したのが販促物にシズル感を出すことです。

シズル感とは

「食べ物や飲み物の広告写真で、食欲や購買意欲が刺激される感覚。

おいしさや新鮮さなどを購買者に訴えかけるセンス。」

です。フードコートのような場所を考えると、

目的客以外をどれだけ取り込めるかが重要なため、

例えば、夏であったら清涼感のあるおろしセットを全面に打ち出すような

シズル感を出すことで、

「このお店にしようか」

という目的客以外のお客様を取り込む可能性が非常に高まります。

 

今回は費用合計27,354円という少ない投資で、

売上前年対比110%を達成しました。

さらにオーダーの集中化が実現したため、

大幅に作業効率が向上する結果となりました。

 

ご相談頂ければ、写真付きのBefore After表で

実物をお見せしながら説明いたします。

お気軽にご連絡ください。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。