皆さん、こんにちは。
池袋の開業税理士、竹田健司です。
弊所はお客様をエリアで区切っておらず、
一応全国対応可です。
そんなことで、先日箱根の会社さんと
顧問契約を結ぶことができました。
全国対応可な理由
弊所の会計・税務システムは、
日本デジタル研究所、
JDLを採用しております。
その理由として、JDL特有のシステムである
NDストレージが非常に便利なため、
かなりの投資をしてJDLを利用しております。
このNDストレージの運用によって、
遠方のクライアントさんの対応も
することが可能です。
NDストレージとは
クライアントさんの会計システムと
事務所の会計システムを連動させるなら、
最近だとクラウド会計が多いかなと思います。
個人的にはクラウド会計が凄く苦手。
会計初心者のためのシステム構築なので、
逆に扱いにくい面があり、
インターネット経由なので、
サクサク入力ができません。
結構ストレスになります。
NDストレージはそうではなく、
クライアントさんの入力時には、
自分のパソコンで打つのですが、
クライアントさんが事務所のサーバーに
入って入力するイメージです。
自分のパソコンにデータが残らないのは、
クラウド会計と同じですが、
クラウドよりもセキュリティが高く、
入力時の細かいタイムラグもないので、
大変使いやすいです。
特許を申請しているだけはありますね。
会計の自計化
自計化って一般的ではない言葉です。
要は昔ながらの丸投げ経理ではなく、
自社で入力をしてもらうこと。
会社の体制が整っていて、
しっかりとした経理がいるパターンや、
社長自身が会計入力に苦手意識がなく、
むしろ自分でやりたいパターンの場合、
自計化された会社としてサポートします。
当然自計化された会社の方が、
相談のレベルも高く、
入力作業に時間がかからない分、
こちらもより深いサポートができます。
今回の箱根の会社さんは、
完璧に自計化がされており、
やはり相談のレベルが高く、
気持ちよく仕事ができました。
こういった遠方のクライアントさんの場合、
会う機会は多くはないですが、
しっかりとした会社さんの場合、
相談事項には
電話やメールでの対応で事足りますし、
会社の方向性を左右するような事項の場合、
直接対面して打合せをする。
そのようなやり方が
お互いにとって一番なのかなと思います。
まとめ
移動時間等を考えると、
近隣のエリアのみにクライアントさんを
絞ることは効果的かもしれませんが、
自計化ができている会社さんであれば、
入力業務等の手間がなくなり、
税理士の腕の見せ所となる
税務相談や経営相談等、
深いサポートが可能となります。
そういった会社さんであれば
全国対応は可能ですし、
より多くの人をサポートできることに
繋がりますので、
今後もそのような方針で
業務にあたりたいと思います。