裏技!?税理士事務所への就職の仕方

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

今回は税理士事務所や税理士法人への

就職の仕方について。

色々な道がありますが、

実体験を交えて話します。

 

合同就職説明会

資格学校に通っている人ならば、

わりとメジャーなやり方かもしれません。

それは8月と12月にある

合同就職説明会に参加し、

そこで就職活動をするパターン。

ちなみにTACや大原に通っていなくても、

参加可能です。

これについては

以前も話題に取り上げているので、

詳細は割愛しますが、

しっかり履歴書を複数枚用意して

参加されることをお勧めします。

大きめな税理士法人が多いですね。

 

ハローワーク

実は私の義理の兄も税理士なんです。

最初の社会人からこの業界という

大ベテランですが、

ハローワークの求人で就職したとのこと。

そこには長い間勤めてましたし、

居心地が良かったと言っておりました。

規模が小さめな税理士事務所の求人が

多いのだとは思いますが、

上手くマッチングすれば、

アットホームで居心地の良い税理士事務所

就職できるかもしれません。

 

MS-japanのような人材紹介業

こちらは完全無料で人材バンクに

登録する方法です。

登録しておくだけなら何もデメリットは

ないですし、

沢山の事務所からオファーがあるので、

選択肢は間違いなく増えます。

実は私も登録してましたし、

面接も何社かしましたね。

右下のリンクに3社ほど載せてますので、

興味がある方は覗いてみてください。

長く育成したいといった

ホワイトな事務所が割と多い印象です。

 

TACプロフェッションバンク

私が勤めた税理士事務所は1社のみです。

その事務所に入ったのは、

TACプロフェッションバンクからの紹介です。

そのため、かなりお勧めします。

ちなみに、

大原にも同じような制度があると思います。

お勧めする理由としては、

こちらも完全無料で登録できます。

私は5科目合格してから登録しました。

実際にTACに行き、

TACのエージェントの方と面談しながら、

一緒に就職先を探すやり方です。

「ここまでやってくれて、

無料でいいのかな?」

と思いましたよ(笑)。

結構本気で自分に合う会社を探してくれます。

良い条件で就職したい私から見たら、

完全に裏技だと思いました。

というのも、

せっかく就職してもすぐ辞められてしまうと、

紹介料をTACがその会社に返還しなくては

ならない契約になっているはずです。

またTACの看板を汚すことにもなるので、

ミスマッチは避けるような提案を

しっかりとしてくれます。

私の場合、合同就職説明会やMS-japanと

並行してTACプロフェッションバンクを

活用してましたので、

実際に面接に進んでいる事務所や、

内定を貰った事務所を

エージェントに知らせると、

「ここは以前ある方を紹介しましたが、

病気になってしまいました・・・。」

というような実際の裏情報も

しっかり教えてくれます。

TACプロフェッションバンクの

提案したリストでも、

「ここはブラックですけど、

1年いれば実力は付きます。」

と言ったような正直な意見をくれるので、

大変参考になりました。

色々とご提案を頂きましたが、

結局はその中で

妻が決めた事務所に入ることに。

理由は自転車で通えるから(笑)。

本当はもっと良い条件を提示してくれた、

事務所が沢山あったのに(泣)。

 

ホームページから応募

色々なホームページを

検索する手間がありますが、

意外にお勧めかなとは思います。

税理士会のホームページに

税理士事務所一覧が載っていると思うので、

その名前から検索するのが

いいかもしれないです。

なぜお勧めかと言うと、

本日挙げたこれ意外の方法は全て

コストがかかります。

払うのは税理士事務所側です。

それもかなりのコストがかかります。

人材紹介会社など、この人手不足の時代、

とんでもないくらい足元見てきます。

その方の年収の30〜40%とか

平気で請求してきます(泣)。

それが、

自社ホームページで職員募集をすると、

コストがゼロ。

そのため、そちらで応募して下さった人は、

事務所の所長からしたら

神のように思えるでしょう。

そう考えると、採用のハードルは下がります。

例えば

「2科目合格が採用のラインだったが、

応募してきた人が0科目だった。」

「経験者を採用するつもりだったが、

応募してきた人が未経験だった。」

このような場合、

採用の条件を満たしていなくても、

その方の人柄が良さそうであったり、

やる気に満ち溢れている場合などは、

採用されることは往々にしてあります。

私だったら人材紹介会社に100万払って、

採用基準は満たしていても、

結局は実際に働いてみないとわからない。

そのような方より、

育成する手間があるかもしれないが、

コストがかからない人柄の良さそうな人

を絶対採用したいと思います。

そういった税理士事務所側の裏事情を

鑑みると、結構オススメな方法です。

 

まとめ

税理士事務所や税理士法人への

就職活動を取り上げました。

合同就職説明会、ハローワーク、

人材紹介会社、TACプロフェッションバンク、

ホームページ

様々な方法があります。

もちろんこれは、

ご自分の置かれた立場や状況によって、

最善の方法は変わってくると思います。

個人的には、一番無難なのは、

TACプロフェッションバンクや

MS-japanのエージェントによる紹介

だと思っております。

しかしながら、ホームページからの応募は、

先方にありがたがられ、

上手くいけば非常に居心地の良い職場に

行き着く可能性もあります。

早いものでもう12月ですね。

そして運命の合格発表日。

この時期は税理士業界は人が動く時期ですので、

ご参考にして頂けたら幸いです。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。