税理士試験でこの時期に点を伸ばすコツ

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

1〜3月は税理士業界の繁忙期でもありますし、

受験専念の方も、

まだ本試験まで半年以上あるので、

中だるみしやすい時期でもあります。

そのため点数が伸びにくい時期とも言えます。

 

点数が伸びにくい人の特徴

なんとなく講義だけ受けている、

web視聴が溜まってしまっている、

このような場合、点数は伸びにくいです。

何が問題かと言うと、復習が足りていない。

点数を伸ばすのに一番大切なのは復習です。

そんな事は分かりきっているかもしれませんが、

簡単そうで意外にできないのが復習です。

復習と言っても、通常講義であれば、

授業のレジュメやノートについては、

理解できていればもう一度読む必要は

ないですが、

トレーニング問題だったり、

答練については、

一度やっただけでは身につきません。

特に苦手な箇所については、

何度も何度も繰り返さないと全く覚えられず、

そういった所に限って、本試験で出たりします。

 

答練は最低でも3回は解き直す

私は必ず3回は解き直してました。

解き直すと言っても、

例えば土曜日に資格学校で答練をやって、

次の週まで3回解き直す訳ではなく、

8月の本試験までに解き直すという意味です。

私は答練の解答集をフラットファイルに

一括りにしておりましたので、

その表紙の裏に

第1回  1/10 80点   2/5 90点   3/18 100点

第2回  1/17 75点   2/12 87点

第3回  1/24 85点

・・・

※のちのち公表される自分の順位や全体の平均点等も

記載しておりました。

 

こんな形で解いた答練に日付と点数を記載

していきます。

そうすればどの答練を何回解いたか、

いつ解いたのか、

点数が伸びていない答練は何かが、

一目瞭然です。

また、例えば第1回の答練は2回目の解き直し、

(解いたのは3回目)

で100点が取れたので、もうやらなくてOK、

そんな判断も下せるかと思います。

また点数が伸びない答練は苦手な箇所が

沢山あるということになりますので、

5,6回は解き直すといったことも考えられます。

これをやると8月になるまでには、

フラットファイルの表紙の裏は数字だらけで、

自分がどれだけ伸びたかがよくわかるので、

根拠のある自信が付きます。

その分、本試験でも落ち着いて解くことができますよ。

 

トレーニング問題集も何度もやる

トレーニング問題集については、

全ての問題を一通りやりますが、

普通に解けた問題は基本的にもうやりません。

難しかった問題や間違えた問題を、

これもトレーニング問題集の表紙の裏に

どんどん書いていきます。

ここにはページ数だけ書いていき、

実際のそのページに解いた日付と結果

1/10× 2/5◯ 3/25◯

を書いていきます。

そしてこれはもう解かなくても大丈夫

と思ったら、

表紙裏のページ番号にチェックを入れて、

もう解かないようにする。

そういったやり方をしておりました。

 

まとめ

税理士試験にて点数を簡単に伸ばすのは

復習を何度もやることです。

しかしその時間が足りないのが現実。

特に私のような社会人受験生については、

復習をやる時間も限られるので、

どのように復習と向き合うか、

またどのように効率良く復習ができるかが、

税理士試験攻略のカギになります。

私はこのやり方で非常に成績が伸びましたので、

伸び悩みを感じている方は、

是非とも参考にして頂けたらと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。