税理士試験は電車理論暗記で一発合格

皆さん、こんにちは。

池袋の開業税理士、竹田健司です。

知り合いで働きながら10年以上かけて、

官報合格を果たした人がいます。

その方は電車で理論暗記するように

なったら、一発で試験に受かりました。

 

ラスト1科目の恐怖

以前ブログでも紹介しました。

 

税理士試験において最後に残すとキツイ科目 法人税編

 

税理士試験において最後に残すとキツイ科目 相続税編

 

その方は相続税にどハマりしました。

法人税は早々と受かった猛者なのに、

ラストの相続税のみに5年ほどかかりました。

1科目に5年って、飽きもくるでしょうし、

何をどうしたら合格できるのか、

わからなくなるはず。

そらくらいメンタルが抉られると思います。

 

税理士事務所で働きながらの受験

その方は社会人になってから、

お住まいの市内の小規模税理士事務所にて、

ずっと勤務しておりました。

電車通勤でしたが、

通勤に時間がかからないので、

通勤中の勉強はしてなかったそうです。

そのため、理論暗記も自宅のみ。

 

10年弱働いての転職

居心地がよかったため、

同じ事務所に10年近くいたのですが、

一念発起して、東京の税理士法人へ。

仕事環境がガラッと変わり、

慣れるまでも時間がかかるでしょう。

そしてかなりの通勤時間増になり、

また通勤ラッシュに巻き込まれることに

なることから、

合格は厳しいものになると思われました。

 

まさかの一発合格

最初は何気なく通勤していたそうですが、

さすがに時間がもったいないということで、

理論暗記を電車で始めたそうです。

その結果、その年に念願の相続税に合格。

実務経験も長かったため、

そのまま税理士登録という運びになりました。

本人も一番不利と思われた年に受かるとは

と言っておりました。

 

隙間時間は偉大

やはり普段から毎日理論に目を向けていないと、

暗記は定着しないのでしょう。

覚えたと自分では思っていても、

いざ本番になると、

頭の引き出しからは出てこない。

それが、隙間時間を利用して、

毎日目を通すことによって、

脳にしっかり定着し、

あらゆる角度からの問題にも対応できる

ようになります。

やはりラストの科目となると

いかに理論問題を精度良く解けるかが

ポイントになってくるので、

隙間時間を有効活用し、

コツコツ学習している受験生から

合格していくのだと思われます。

 

まとめ

隙間時間の代表格である、

電車通勤を利用して合格した

パターンを紹介しました。

私も働きながらの受験でしたので、

隙間時間は最大限に活用しておりました。

それこそ歩きながらでも理論暗記(笑)。

これによって成績も非常に安定してきますので、

まだ隙間時間を活用できていない方は、

ぜひチャレンジしてほしいと思います。

take(テイク)会計事務所 竹田健司税理士事務所 代表税理士・MBA 竹田健司 さいたま市職員時代に税理士試験に合格し、 税理士となった異色の経歴。 また、勤務税理士時代に、ビジネススクールに通い、 首席で卒業。 そのMBAの取得をきっかけに 東京都豊島区池袋にて税理士事務所を開業。 ビジネススクールにて 一番の研究テーマであった飲食店のマーケティングにより、 コストをかけないで儲かる仕組みづくりを飲食店に提供。 それにより、開業より順調に顧問先を増やしている。